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ベーリング
ある人が言いました。
いつまで続けるの? ほら、もう終わりなよ。君には出来ないと。
ノアのような人ならば、愛する者の為、信じて作っただろう。大きな方舟を。

嘘つきって罵られて、ほら見ろって笑われても、生涯を捧げ叶えたんだ。
逃げるな!負けるな!ここまで来たんだ。

さぁ行こう、もう止そう、繰り返して。半信半疑で僕が浮かべた、
小さな小さな方舟は、誰を救えるの?

ある人が言いました。
まだそんな事をしてるの? ほら、君ひとりだよ。誰もついて来やしないと。
モーセのような人ならば、愛する者の為、信じて越えただろう。道なき砂漠さえ。

無謀だって止められても、絶望だって嘆かれても、対岸を目指して突き進んだ。
迷うな!止まるな!きっと道はある。

不安も涙も抱き締めて、前だけ見つめて歩けたなら、
途切れた岬の対岸へ、辿り着くのかな。

どうして僕を選んだの? どうして何も答えない? 
立ち止まって迷い続けたって、答えは出ないよ。だから進むんだ。

さぁ行こう、もう止そう、繰り返して。道の途切れてる岬へ向かう。
孤独な孤独な旅路の果てに、何があるのかな。

不安も涙も抱き締めて、前だけ見つめて歩けたなら、
途切れた岬の対岸へ、辿り着くのかな。

ある人が言いました。 ほら、もう少しだよ。
セーリング
名前の無い岬に立ち、いくつもの船眺め時は経って。
迎えのない港を発ち、待ち人訪ねひとり歩き出した。

それはまるで、絵筆のない絵描きのような僕の向こう岸で、
海を眺め迎えを待つ誰かのために歩む旅路でした。

何度も投げ出して、何度も諦めて、道なき道を歩いたね。

どうかその手が描くのは、遠き日に夢みた、悲しみの無い景色であるように。
嵐の夜も抱きしめて、守り続けた白いキャンバスへと、色を足す日が来る事を。


誰も居ない果て地に立ち、向かい合わせた、いつか居た岬。
迎えを待つ僕(きみ)の元へ、海峡船は広い海を渡る。

誰かに見せたくて、誰にも会えなくて、祈りの日々は続いたね。

どうかその手が掴むのは、主と共に夢見た、あの日のままの未来であるように。
いつか小さな箱舟は、海峡越えて君と僕の果てを繋いでくれるかな。


どうかその手が掴むのは、主と共に夢見た、あの日のままの未来であるように。
いつか小さな箱舟は、海峡越えて君と僕の果てを渡るでしょう。

どうかその手が描くのは、遠き日に夢みた、悲しみの無い景色であるように。
嵐の夜も抱きしめて、守り続けた白いキャンバスへと、色を足す日が来る事を。

この海を越えて、約束の対岸へ。そこに居て、そこに居てよね。この海を越えて。
Diving load
I said no 彷徨い逃げ出した Maze
But you said go 先の見えない Winding load
And start in my life 青いギターを手に
I said go 今も追う Teenage dream

声枯らして繰り返した。未完成の Harmony たとえ叶わぬ夢でもいい。
そばにいる理由が必要な僕らは、歌い、弾き、叩き、奏であった。

もっと遠くまで飛べる気がするよ。ほら、君となら今も。
届くまで歌い続けるよ。まだ消えない、この Beat & Soul

I said no ダメだと投げ出した Dream
But you said go 崩れ落ちそうな Diving load
And believe in my life 白い地図を手に
I said go 今は名もなき Shining days

その声で断ち切って、無情な Bad destiny いつかこの夢が終わっても。
真実と自由を求めた僕らは、笑い、泣き、祈り、共にあった。 

もう壊れそうな翼、舞い上がれ。ほら、崩れた道の先へ
今も行ける気がするよ。まだ消えない、この Rock & Roll

I said no くり返してた。But you said go くり返してた。

もっと遠くまで飛べる気がするよ。ほら、君となら今も。
届くまで歌い続けるよ。まだ消えやしない。

もう壊れそうな翼、舞い上がれ。ほら、崩れた道の先へ
今も行ける気がするよ。まだ消えない。この Rock & Roll
消えない。この Beat & Soul


 
​WISH
いつか夢に見てた、遠い日の未来予想は、
寄せ書きの裏、今も憧れのまま。

道を間違えたわけじゃない。まだまだ旅の途中。
明日への道しるべ、探している。

I WISH いつもその笑顔を忘れないでいて。
君がくれた夢の続きは僕が歌うよ。
I WISH 今は遠く離れた道の上でも、
この想い届くかな。あの頃の僕らに。

巡る日々の中で、僕らも大人になって、
大切な思い出も捨てて来たけど。

中庭に響くギターフレーズ、青空に飛んでゆけ。
書き尽くせない日々を胸に抱いて、生きてくよ。

I WISH いつもその涙を忘れないでいて。
通り過ぎたすべての僕が笑える日まで。
I WISH 君の為に生きる人になりたくて、
僕は今日も歌うよ。この願い叶えよう。

ねえ、ずっと言えなかったけど。
離れたくなかった、いつまでも。生まれ変わっても。

I WISH いつもその笑顔を忘れないでいて。
君がくれた夢の続きは僕が歌うよ。
I WISH 今は遠く離れた道の上でも、
この想い届くかな。あの頃の僕らに。
​そしてまた桜は
今年も冬が去り、春を待つ並木道。
朝の風に揺られて落ちた、枯葉を踏み歩いてゆく。

季節はまた巡り、門出の春を想う。
車窓の向こう側見つめた、水玉模様の桜山。

二度と戻れぬ学び舎を背に立てば、
過ごした日々のざわめき、夢の跡。そしてまたひとり。

これからも誰かと出会って、別れゆくたび涙流し。
十五の春、振り向けばほら、また君に会える気がしているよ。

夕暮れの帰り道。懐かしき人の声。
弥生の空、日が伸びたから、涙をこらえ歩いたね。

遠く離れた未来へと続く道、
選べたのは敬いし人が故。今も追いつけぬ人よ。

そしてまた桜は祈りの声誘うだろう。時を超えて。
春の気配感じる今日は、また君に会える気がしているよ。

これからも誰かと出会って、別れゆくたび涙流し。
十五の春、振り向けばほら、また君に会える気がしてるんだ。

そしてまた桜は祈りの声誘うだろう。時を超えて。
春の気配感じる今日は、また君に会える気がしているよ。

 
make heaven
Don't worry 忘れないから。 
その愛に手を引かれた日々を。
Don't worry 忘れないから。 
その笑顔、その優しさを。    

Let's sing a song 世界に響くように。 
愛の歌よ強く羽ばたけ。 

Dear father あなたのくれた 
強い強い、心を持って。 
Dear mother あなたのくれた 
深い深い、安らぎ持って。 

Let's sing a song 世界に響くように。
愛の歌よ強く羽ばたけ。
Let's sing a song 世界に響くように。 
愛の歌よ強く羽ばたけ。 
 
この空にあなたの蒔いた、
愛の種花開くその日まで。 
いつまでも水をそそぎます。
いつの日かまた会えるように。 

Let's sing a song 世界に響くように。
愛の歌よ強く羽ばたけ。
Let's sing a song 世界に響くように。
愛の歌よ強く羽ばたけ。

 
友よ
ねぇ友よ、ねぇ僕は、
今も君を思い出すんだよ。

青春の通り雨。
傘を捨てて夏の坂駆け上がったね。
いつまでも愛しい日々よ。

ねぇ友よ、ねぇ君が、
もっと素敵なものに出会っても。

永遠の栄光は、
今も君の胸の奥消えはしないでしょう。
時にそれは僕を孤独にしたとして。
あの日々のただひとつの形見。

ねぇ友よ。少しづつ消えて行く面影よ。

忘れはしないから。
また会う日も、同じ夢語りあってさ、
あの夏を眺めに行こうよ。

ねぇ友よ。ねぇ僕は。
今も君を思い出すんだよ。

青春の通り雨。
傘を捨てて駆け出した愛しい日々よ。
この曲は2004年8月に殉教した秦孝二郎さんと、tense2nd.のメンバーに贈ります。 金子晃典
sight
この広い空の下で、僕らは生まれて。
ゆっくり回り始めた、ペダルを蹴って走る。

旅立つ理由は何ひとつ語れはしないから、
想いを綴ったメロディを、置いていくよ。

時は流れ、帰る場所も、歌う声も変わりました。

Homeground.この海と空の先へ。風を切って飛び立って。
Homeground.行くんだ、僕は僕のままで。ずっと。
Homeground.日の当たる坂の上へ。悩んで、泣いて、駆け出して。
Homeground.行くんだ、僕は僕を超えて。きっと。

うっかり曲がり忘れた道があったのかな。
まっすぐ続く未来を、時に怖れ。

放つ弓は君に委ね、射抜く的へ向かいました。

Homeground.青く澄んだ時のなかで、君と聴いたあの曲を。
Homeground.今もずっと追いかけてる、ひとり。
Homeground.旅はいつか終わりを告げ、その夢と向き合って。
Homeground.行くんだ僕は次のゴールへ。君と。

Homeground.この海と空の先へ。風を切って飛び立って。
Homeground.行くんだ、僕は僕のままで。ずっと。
Homeground.日の当たる坂の上へ。悩んで、泣いて、駆け出して。
Homeground.行くんだ、僕は僕を超えて。きっと。

 
​夏の思い出
この夏の思い出は、宵の空に馳せた
ひとひらの花火のように、遠く光ります。

抱きしめた写真には、懐かしき人よ。
もつれ糸辿ればまた、ほどけない想い。

海を臨むチャペルからは、祈る声届きました。
つたう涙ぬぐいながら、愛を乞うきみは。

この夏の思い出は、宵の空に馳せた
ひとひらの花火のように、遠く光ります。

車窓から見えたのは、恋しき七里浜。
渚には遠き面影、浮かんでは消えた。

坂の上の並木道に、忘れ去りし友の声。
つたう汗をぬぐいながら、夢を追うきみは。

この夏の思い出と、今も生きています。
神様に愛された日を決して忘れない。

海を臨むチャペルからは、祈る声届きました。
戻らない日々よ。

この夏の思い出は、宵の空に馳せた
ひとひらの花火のように、遠く光ります。

この夏の思い出と、今も生きています。
神様に愛された日を決して忘れない。
月夜ものがたり
孤独な夜の星に、今宵も詩を捧ぐ。
言葉は雲を超えて、彼岸のきみのもとへ。

誰もが愛を求め、小さな船を浮かべて。
いくつの夢を叶え、いくつの傷を負ったかな。

月を見上げて紡ぐ祈りは、
幾千の日を超えたものがたり。
春の産声、聞くこともなく去り行く御霊へ、
せめて届け。

孤独な夜の果てに、出会いし愛の基。
涙の川を越えて、命は僕のもとへ。

誰もが道を求め、いくつの標を得ても。
信じて進む事を、なぜ忘れてしまうのだろう。

月を見上げた汝が身を抱いて、
安らかな日を願う人がいる。
夏の蛍に乗せて託した想いは浮世へ、
せめて届け。

月を見上げて紡ぐ祈りは、
幾千の日を超えたものがたり。
春の産声、聞くこともなく去り行く御霊へ、
せめて届け。

 
CLOSE
小さな蕾は、嵐の海を越えて、
花開く場所を探していた。

いくつ想いを重ねて歩いてきた、
百合色の道。
今も足跡眺めて胸を焦がす、
語り合えぬ日々。

別れの夜に涙流さずに、
与えきれない愛だけを残して。

消えない想いが奏でた愛のメロディ。
償う痛みは春を願うけど。
さよならは今も、あの日に戻れない、
二人の行方を照らしていた。

いつか叶うと思ってた夢の終わり。
途切れてた道。
君と歩けて良かったと思える日が、
いつか来るのかな。

祈りを捧げ、船は離れ行く。
伝えきれない真実を残して。

小さな蕾は、嵐の海を越えて、
花開く場所へ揺られて行くのでしょう。
振り返る日々は愛しく煌めいても、
儚く散りゆくメモリー。

消えない想いが奏でた愛のメロディ。
償う痛みは春を願うけど。
さよならは今も、あの日に戻れない、
二人の行方を照らす。
Hello
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金子晃典 作詞 / 作曲 / ギター
金子春香 ボーカル / コーラス
 
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